マンガクリーニング
こんばんは、Mr.セドラーです。
前回はマンガせどりのデメリットのひとつ、シール剥がしについてでしたが、今回はもう一つのデメリット、マンガのクリーニングについてです。
マンガせどりは基本的に古本屋で中古本を仕入れるので、マンガ自体汚れていることが多いです。特に表紙は折れていたり、汚れがついていると目立つので、クリーニングすることになります。
折れ
まず折れですが、僕は基本的に手で伸ばす程度です。
バレン(木版画で使ったのを覚えていませんか)で伸ばすという方もいらっしゃるようですが、パッと見て目につくような折れはバレンでは伸ばしきれないことが多いんですよね。
それじゃ、時間がかかる割にはメリットがないなぁということでやめました。
折れている方向と反対に軽く折ってあげるだけでだいぶ目立たなくなりますし、そもそも「折れている」事実は変わりませんので、僕は「表紙のオレあります」と商品コメントに書いています。その方が精神衛生的にいいですよ。
汚れ
次に表紙の汚れですが、これはオススメがあります。
あちこちで紹介されてますが、「ハイターと水を1:4の割合で混ぜたものをスプレーボトルに入れてシュッシュしながらボロ切れでふく」これは最強ですよ。
黄ばみ系の汚れはこれでかなり落ちます。特に白い部分が多いカバーの裏側には効果が高いです。
ただ、服につくと漂白される可能性がありますので、ご注意下さいね。あと一部水を吸いやすい材質のカバーもありますので、いつもと違うなと思ったら目立たないところで試すとか慎重にいきましょう。
ヤケ
あとはヤケですね。出版されてから年数が経ったり日差しを長期間浴びていたりすると、どうしても紙が劣化して「ヤケ」と言われる色味が濃くなる変化を起こします。
特に、天と言われる上部分が気になりますね。状態にもよりますが、目の細かいサンドペーパーで軽く擦ってあげると、キレイになることが多いです。
まずは150〜400番くらいでサッと磨いて、仕上げに800番〜1200番で整えるといいですよ。当然、粉が出ますので本に残らないようにパタパタと粉を落とすのをお忘れなく。
いずれにしても中古本であることには変わりありませんし、商品状態が「可」でもバンバン売れていきますから、クリーニングはほどほどにして時間をかけすぎないようにするのが結局は一番大事かなぁーと思います。効率的に稼ぐ、でいきましょう。